レース車両のECUは、MOTEC等の高額なECUや、ワークスが開発した専用ECUを使用する事が多いです。
このどれもが、価格やセッティング技術の問題で一般の市販車に導入する事は現実的ではありません。
その中で、今回BRPS耐フィットに使用するECUは、実際に皆さんが店頭で購入できるノーマル書換のJ’Sレーシングの「HYPER ECU」を使用します。
BRPがJ’Sレーシング「HYPER ECU」を選択した理由は
・信頼性の高いECUである
・導入コストが低価格である
・市販パーツのテストという使命の実現
以前のブログ(なぜS耐?)等でお話ししていますが、BRPがS耐に参戦するコンセプトの1つに「市販パーツをS耐の過酷なフィールドでテストを行い市場にフィードバックする」という事があります。
S耐という過酷なレースフィールドで、実際に使用しテストを行う事により、そのパーツの効果と耐久性の検証をフィードバックして、更なるパーツの進化もサポートしていきます。
そしてフィットユーザーの皆さんが安心して利用できるチューニングパーツを市場に提供していきます。
ECU以外のパーツ(専用ホイル)等の開発も、急ピッチで進めていますので、フィットユーザーの皆さんにはこの点もぜひ着目して、実際に戦うフィットを見て頂ければと思います。
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