3月24~25日で開催されましたS耐第1戦富士が終了致しました。
予選は惜しくもポールポジションを逃してしまい、予選2位からのフロントローからのスタートで、決勝レーススタート直後にスタートドライバーの古宮選手が見事オーバーテイクして、首位で周回しますが、数周後より燃料系のトラブルが発生し、エンジンが吹けなくなり、ジリジリとタイムを落しその後、緊急ピットインを3回も要し、一時最下位までポジションを落しました。
トラブルが出るタイミングや症状の変化があり、更に継続的に続くトラブルでは無かった為、トラブルの原因が特定しにくい状態が続いた為、可能性を1つづつ潰して行き3回目のピット作業で原因と思われる部分を特定し、応急処理を施し絶対完走と1つでもポジションを上げる為、最後まで諦めず走行しました。
一死報いる為に、予選で奪われたコースレコードの奪還も狙って全力で走りましたが、決勝レースファステストはマークしたものの、コースとタイヤコンディションにも恵まれずに、コースレコードには0.3秒ほど届かずコースレコードの奪還はできませんでした。
しかし、最後の最後まで諦めずに戦い抜き、最終的に5位までポジションを上げて完走する事が出来ました。
今回S耐参戦依頼、初めて車両の機械系トラブルに見舞われた事により一時的に混乱はしましたが、最後まで諦めずにメカニックが努力してくれた事より完走する事ができ、どんな事があっても最後の最後まで決して諦めないチームを創りたいと思って私はレースをしていますが、その姿勢を少しでも見て頂けるレースが出来たのではないかと思っています。
更に今回ドライバーも大きな成長と経験を積む事ができた事がチームにとって大きな収穫でした。
ST5クラスの多くが他クラスとの接触で、リタイヤや大きく順位を落とす中、トラブルを抱えた車両で最善を尽し、車両とレースの両方と懸命に戦い、一度の接触も無く、確実に完走させてもらった古宮選手・西田選手には大きな経験の収穫の喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。
シーズンオフの準備で万全の体制で臨んだ富士戦でしたが、このような結果となりつくづくレースの難しさを痛感しました。
女の気持とレースは幾つになっても難しくわかりません(>_<)
ですが、今後も起こるであろうトラブルや課題にも、最後まで諦めずに皆さんのご支援のお気持ちに、どんな状態になっても気持ちだけは応える事ができるようにがんばりますので、引き続きのご支援何卒よろしくお願いいたします。
またレース結果についてはレースレポートにて後日ご報告させていただきます。
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