5月19日~20日にS耐第3戦菅生が終わりまして、速報で結果報告でございます。
菅生戦はフィットとして初のサーキットで、土曜日のセットアップDAYは10種類以上のセットを試し、時間いっぱいセッティングを行いましたが、なかなか落とし所が見つからず、予選・決勝を1日で行う1DAYレースでかつ狭くハイスピードな日本で屈指の難易度の高いコースである事を加味して、安定したセットで予選・決勝に挑む事にしました。
予選のAドライバーの奥村浩一の走行開始直後、裏ストレートエンドの馬の背コーナー進入で、予選アウトラップの55号車が突如スピンをして狭いコース上に横向きで停止してそれを避ける為、こちらもスピンしながらグラベル上に飛び出て回避しましたが、170km以上の速度からの減速が間に合わずに不運にも、停止していた55号車と接触しフロントを大破させて、午前中の予選に走行できない状態となりました。
決勝レースまで数時間しかない中、メカニックが必至の復旧作業を行い、レース前のピットウォークの時に修復を完了して決勝レースは最後尾からのスタートとなりました。
今回のレースは2ドライバーでの戦いとなるために、古宮(ミドル)→奥村(ロング)→古宮(ショート)の基本戦略でレースをする事にして、最後尾から猛追する予定でしたが、ですが、1周目で大きなクラッシュが中盤で発生して、スタート直後からSCが数周に渡りでる形となり、そのSCの間に急遽奥村にドライバーチェンジと給油を終わらせ、残り1ピット作戦が出来る状態となり、再びSC開けの再スタートから最後尾から猛追を開始しました。
しかし、ABSトラブルが再スタート直後から出てしまい、車のバランスが非常に悪い状態となり、猛追の妨げとなりましたが、奥村の1時間半のスティントの間に、9台をオーバーテイクし、2位に浮上して、ライバルより1ピット少ないレース展開で、後半の首位浮上に期待して、古宮も引き続き猛プッシュを行いますが、首位の36号車に惜しくも届かず、2位でチェッカーを受けました。
予選の不運から数時間で不死鳥の如く、2時間以内でフィットを復活(エンジン交換・ボディ修理等)させてくれたメカニックとスタッフの気持ちに応えるべく、全力で走り切りましたがあと一歩届く事ができなかった優勝には非常に悔しい気持ちですが、車両の状態・最後尾スタートという条件を考えればチーム力を魅せる事ができたレースができたと思います。
2ヵ月のインターバルを置いて8月の岡山戦に向けて、休養と準備を進めて参ります。
皆様ご支援ありがとうございます<m(__)m>
また詳しくは、レースレポートで後日ご報告させていただきます。
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