今年もまたニュルブルクリンク24時間耐久レースが始まります。その前哨戦となる24hの予選6時間レースに参戦しました。
土曜日の予選1で、1周目でエンジンが爆発して、予選を走り切れず終了してしまいました。メカニックが徹夜でエンジンを載せ替えてくれて、日曜日の朝の予選2でなんとかクラス3番手で、決勝レースの挑みました。
スタート直後から、首位を奪還して、そのまま3時間を超えて首位を独走しますが、突如クラッチトラブルが発生して、ここから大きく流れが変わりました。クラッチを失った状態でペースダウンをして、なんと首位をキープして周回を重ねますが、更に不運が続きオルタネータートラブルが発生して、北コースで完全にストップしてしまいました。
メカニックが車両が停止した北コース脇まで行き懸命に修理をして、再びレースに復帰しますが、SP3クラス3位でチェッカーを受け予選レースを終えました。
完全に勝てるレースを落としてしまい、大変悔しい思いをしましたが、メカニックとチームスタッフが本当に一生懸命に結果を出す事に向けて頑張ってくれた事に、感謝とそしてこのメンバーと一緒にレースができる喜びを感じる事ができました。
正直、もうダメだと何度も思いましたが、それを克服して車をレースに何度も戻してくれました。
その諦めない気持ちのおかげで完走する事ができました。
2日間一睡もせずに、ドライバーよりも過酷なレースを彼らはしてくれていました。
世界一過酷なコースと言われているニュルで、彼らがメンテナンスそしてサポートしてくれる車であれば、安心してアクセルを全開にできる改めて強く感じる事ができました。
この想いを感じる事ができた事が、来月の24時間レース本戦に向けて大事な収穫でした。
さ!気持ちを入れ替えてがんばるぞ!
皆さん5月16日~17日はJスポーツでライブで見てくださいね!
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