新型の高強度・軽量鍛造アルミホイルをフィット専用に開発を進めています。
図面が仕上がりましたので、現在製造を進めています。
・フィット専用設計(S耐レギュレーション)
・高強度軽量鍛造製
・ホイルナットカラー装着
・リムズレ防止加工
・デュアルエアバルブ
・専用デザイン
・専用カラー
スーパーGTのアルミホイール等を製造しているメーカーの協力で製造を進めています。
なぜ? 専用ホイルまで開発を行うかというと、タイヤと同じくホイルは非常に重要なパーツとなります。
元々フィットはレーシングスピードを想定して車両は設計・開発されておりません。
その為、駆動系のパーツは設計上スリックタイヤの装着してレーシングスピードで連続周回(長時間走行)を行う事想定された強度を持っていません。
市販ホイールは幅広い車種に適合させる為に、各種のサイズが幅を持たせて設計されている為、そのフィッティングの幅から、走行時に振動を発生させる事があります。 その振動は様々な駆動系のトラブルを招き、更にハンドリングにも大きな影響を与えます。
ホイルのフィッティングのズレによる、振動を防ぎ、振動からくるハブ・ドライブシャフト等の駆動系パーツの負担を大幅に低減し、更にハンドリングの安定させます。
このような振動の発生を未然に防ぐ事で、耐久レースで頻繁に発生する駆動系のトラブルを未然に防ぐ1つの手段として、専用ホイルを設計開発を進めています。
もちろん、軽量であれば非力なフィットにはラップタイムにも大きく貢献してくれます。
そして何よりも、高強度でなければなりません、接触によるリム割れや、グラベルに飛び出した際のホイルの歪み等はレースでは多く発生します。その際に高強度であれば、リタイアせずチェッカーまで走行させる事ができます。またホイルのライフを伸ばす事により、結果的にレース参戦経費費の圧縮にもつながります。
今回開発しているホイルは、S耐レギュレーションに適合させる為、15インチにサイズダウンして設計をしていますが、実戦テストを繰り返し、その結果をみて、レース仕様のそのままのスペックで16インチでの市販化も予定しています。
フィット専用設計のホイルは、もちろん市販車にも大きなメリットがあります。
フィットユーザーの方はこの専用ホイルにも注目いただければと思います。
まだホイルの名前も決定しておりませんが、6月には完成してシェイクダウン時からテストを開始できる予定です。
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