慌ただしく、S耐第2戦:韓国の決勝レース第1ヒート(Aドライバー)が開始します。
スプリントレースとはいえ45分間の長い時間と戦いとなり、コース的にタイヤに厳しい事が、前日のフリー走行で確認されているので、その点を注意しながら、ポールポジションからスタートしました。
ローリングスタート直後のオープニングLAPから引き離しにかかり、ギャップを稼ぎますが、GT3クラスの処理でミスをして、一気の稼いだギャップを消化してしまい、ライバルの99号車にオーバーテイクを許してしまい、レース序盤はワンメイクレースばりの超接近戦で周回を重ねました。
そのバトルでタイヤの消耗が進んでしまい、レース中盤にはタイヤのライフを考えて走行を余儀なくされ、数周にわたり最後の追い込みの為にタイヤを温存し、後ろに着けてチャンスを伺っていたところ、他クラスとの混乱に乗じて、オーバーテイクをして再び首位を奪還して、その後タイヤの状態とギャップを見ながらラップタイムをコントロールして、ST5クラス1位でチェッカーを受けました。
チェッカーを受けた時にはフロントタイヤはトレッドが大きくダメージを受けて、もう少しでブロー寸前の状態でした。
新しいサーキットで路面の急激に変化して、グリップが上がった事
急勾配のサーキットレイアウトでタイヤに非常に厳しいコースレイアウト
序盤の接近戦のバトルにより過剰にタイヤを消耗
ドライバーのタイヤマネージメントに課題が残るレースとなりました。
今年の中盤戦に向けて、今年から導入された新タイヤに合わせて足回りの見直しが急務な状態となりました。
次戦は、もてぎの5時間耐久レースですので、それに向けてしっかりと準備を進めていきますので、皆さん引き続きご支援のほどよろしくお願いします。
これはsingle.php